売るために書かれたミステリー #透明カメレオン

読んだ。あまり好みではなかった

あらすじをざっと書くと、声が良くて顔が悪いラジオDJと行きつけのバーの人たちが突如現れた女に振り回される話になる。突如現れた女は主人公がとっさについてしまった嘘を弱みとして色々な不可解なことをやっていく。振り回されながらも女に恋心をいだいていく主人公という構成が少女漫画っぽくて、最近の時流を読んでいる作品に仕上げているんだろうなと思った。最後に突如として出てくる感動させるためだけの話なんかもふくめて最近よくある話だなと思う。

ミステリーをミステリーとして書いている作品で、伏線を伏線らしく入れていき、それを隠すためなのか長々と文章を書き連ねている印象を受ける。コミカルでユーモラスな人物像が好きな人には非常にハマる作品だと思うが、僕にはあまりはまらなかった。読みたい人は読めば良いのかなと思うが、道尾秀介の作品としては僕はあまりおすすめしない。