セキュリティの入門本なのだろうか #スマホを落としただけなのに

読んだ。面白かった。

ざっくりとあらすじを書くと彼氏が落としたスマホを連続殺人犯が拾ってしまい、そのせいで彼女が狙われてしまう話となる。犯人はあの手この手で彼女の情報を取得していくわけだけれど、その手口が非常に具体的でよく調べてるなと思った。やろうと思えば出来るだろうなと思われることが非常に多くて、SNSを使用したソーシャルハッキングとかよく調べてるなという印象。ただ、そこが非常に上手く出来ているせいか、内容よりもそちらに目が向いてしまったのが悲しい。職業柄、プログラミングやハッキング手法などが出てくると、それが実現可能なのかを頭で考えてしまうのだが、そんなことを考えない人であれば楽しく読めるんじゃなかろうか。

しかし、最後に出てくる裏設定は必要だったのか?その感動を作るためだけに出てくる設定がかなり気になった。突如出てきて、「ほら、いい話でしょ」と言われても僕は全然感動できなかった。結末が難しすぎてしょうがなく入れたのかもしれないが、よくわからなかった。全体的に話の流れもわかりやすくテンポも良いので読みやすいと思うので、SNSの怖さ、ハッキングの怖さ、インターネットの怖さをわかりたい人は読んでみると良いと思う。話の内容は特にこれといって、だが勉強のために読むのは良いと思う。