不幸の預言書によるずれた運命の交錯 #共犯マジック

読んだ。予想と違うまとめ方だった。

この本のあらすじをざっくり書くとよく当たると評判の占い本に運命を狂わされた人間たちの話となる。本の運命が狂わされるという前提で話が進んでいくにも関わらず、別にそこまで運命狂わされてないじゃないかと思ってしまう。この本を手に取った予想としては、例えば「交通事故にあう」と予言された人間があの手この手を使って交通事故を回避しようとするが、その結果交通事故にあってしまうというような話かと思った。しかし内容はぜんぜん違う。最後に全てを集約させるために一つ一つの点を物語として記載し、その鍵として預言書をもってきている用に読めたので、預言書の絶対感が薄い。万能的な予言ではなく、巷に溢れているふわっとした予言と変わらないように読めてしまう。

僕がこの本を読み出すのは帯に記載された「あなたも知らずに共犯になる」という文言だった。しかし僕にはどこが共犯になるのかわからなかった。本を読んだからこそ微妙に運命がずれた結果の話が記載されているので、僕もこの本を読んだことによって本来進むべき道からずれてしまい、何らかの今日何になるのかもしれない。しかし僕にはそれは現時点ではわからないし起こった後もわからないのだろう。という感想ぐらいは出て来るが、読んだほうが良いかと言われるとそこまでおすすめはしない。読みたければ読めばいいと思うが、別の本を読んだほうが面白いんじゃないかと思う。