ループする法則が新しいループもの #七回死んだ男

読んだ。ループものとしては及第点は取っていると思う。

あらすじをざっくりいうとたまに1日を繰り返してしまう体質を持つ主人公がおじいさんが死んでしまうのを阻止する話となる。何をやっても死んでしまうおじいさんをあの手この手で阻止しようとする主人公の奔走は面白い。ループものは多々あるが、繰り返す回数が決まっていて8週目に行ったことが現実となるという設定も新しい。新しいと言いながらもこの話自体が古いのでこの話を見てからループものを書いている人のほうが多いのかもしれない。

最後にどんでん返しが!みたいな噂から読み出した本だったが読み終わった感想としてそこまでどんでん返しというわけでもないと思う。全てが終わった後に切れ者の僕が答え合わせをして読者にちゃんと説明するのは好意がもてるが、後日談は必要だったのかがよくわからない。やはりループものは終わり方が難しいのだろうか。若者が書いて書き終わったのに終わらせたくなくて書いちゃった感じがいなめない。

全体的にほんとしては読みやすくループものが好きな人なら読んで損は無いんじゃなかろうか。別にどんでん返しもないと思って先を予想せずに読み進めていけば楽しめると思う。しかも、作者のあとがきが3個乗っているというのがなかなか趣深い。