難しく考え出すと止まらない映画 #第9地区

見た。色々考えさせられた。

ざっくりあらすじを言うと「第9地区」と呼ばれる隔離された場所に宇宙人が共存している社会で宇宙人と人間との衝突を描いた作品になると思う。人間が爆発したり、腕が吹き飛ばされたり、嘔吐していたりと結構気持ち悪くて過激な描写が多いので苦手な人はきついと思う。全体的な流れはドキュメンタリー形式で進んでいきテンポよく進んでいくなかでテンポよく過激なシーンが含まれてくるので好みが別れるところではなかろうか。

この作品を作った人は人種差別の比喩として宇宙人を使ったのだろうか。第9地区というスラムのような場所で劣悪な環境に押し込められている宇宙人が昔の奴隷として使われていた黒人とダブってしょうがなかった。見た目が違うだけで人間は差別してしまうのに種別が違えばもっとひどくなる。言葉が通じて知能があれば人権が出てくると考えるとこの話はひどい話に取れるが、家畜や愛玩動物などと今作で出てくる宇宙人が同じだと考えれば差別などというわけではなく普通なのだろう。家畜と人間が同じ場所で生活させられていれば、人間を虐待していると思われかねない。分かれて生活するほうが普通なのだ。

差別とは環境や時代によって違い、未来の人間彼見れば僕らは野蛮人にうつるのかもしれない。平等はどこで線引するのか難しく非常にセンシティブなのだろうと思った。