「たった一人の熱狂」を読んだ

読み取れたこと

  • 義理、人情、恩義を大切にしろ
  • 小さな約束でも無碍にするな
  • 熱狂できる仕事を見つけろ
  • 結果にこだわれ
  • 人はだますな
  • 安めを売るな。恩を売れ。

まとめ

http://spotlight-media.jp/article/122258070674086540を見て、興味をそそられて読んでみた。もともとすごく熱い人なんだろうと思っていたがこの本を読んでさらにその思いは強くなった。「たった一人の熱狂」というだけあって、この人はやることなす事全てに熱狂して生きてきたんだろうなと思う。

なかなか真似できない人生を歩んできているんだろうし、この人になろうとして真似しても普通の人はなかなか難しいんだと思う。そういう人だからこそこうやって本を書いて出版したりできるんだろうがここまで熱狂的な熱い文章を僕はあまり読んだことがない。1文字1文字にきっちりと魂を込めて書いているというか、確固たる自分というものを持っていて、自分の人生に絶対的なブレない価値観というものを持っていないとこんな文章は書けないんだと思う。

今日という1日は死から最も遠い日だ。1分後には、今より死に1分近づく。10分後には、今より10分死に近づく。僕は70歳で死ぬかもしれないし90歳まだ長生きするかもしれない。少なくとも今この瞬間は、死から一番遠い時間にいる。

本から抜粋したものだがこの文章が見城さんという人の生き方を一番表している文章なのではなかろうか。人はいつか必ず死ぬ。どうせ死ぬなら後悔しない人生を歩みたいと考えるのはふつうのことだろう。そこら辺を歩いている人間を捕まえて「あなたは死ぬときに後悔しないように生きたいですか?」と聞いたとして、「私は死ぬときに後悔したいです!」と答える人なんてほぼいないないだろう。大抵の人間は後悔しない人生を歩みたいと考えているものだ。

しかし、そう考えている人のなかで「あなたは死ぬときに後悔しない人生を歩めていますか?」と聞かれて自信をもって肯定できる人はどれだけいるのだろうか。どんなことにも妥協することなく、後悔しないように生きるなんてできるわけない。自分に厳しければ厳しいほど後悔はでるだろう。妥協なく自分を肯定するには毎日血反吐を吐き、これ以上に努力することは出来ないと自分が思えなければいけない。そして、今日一日血反吐を吐く努力をした次の日はそれを超える努力をする。その繰り返しができる人間こそ後悔しない人生を歩んでいると自信を持って言えるんではなかろうか。見城さんは自信をもって肯定できるように日々努力をしていて、その結果圧倒的熱狂が授かったんだと思う。

誰よりも熱く人生に熱狂しながら生きている人間が書いている文章を読める機会なんてそうそうないと思う。どこまでこの本を咀嚼して自分の中に取り込むことが出来たのかは分からないが、ここまで熱狂しながら生きている人間がいるからこそ社会は回るし人類は成長することが出来たのだろう。今までの人生を振り返ってきて、圧倒的な熱狂というものは存在せず今まで淡々と生きてきた気がする。ここまで熱狂していきたいとは思わないが少しは熱狂して生きてみるべきなのかもしれないと考えさせられた一冊だった。