属人化とシステム化

考えさせられたので書いてみます。

システムを属人化させるな!っていうのは僕が働き出した頃すごく言われていたのを覚えています。確かに誰かがいなくなっても回る状況・誰かが倒れても動く状況というのを作るというのは大事なことですし必要です。ただ、すべてを属人化しなければならないというのは僕は否定的でどうしても属人化せざる得ない部分ていうのは出てくると思っています。

例えば何か物を作る場合を考えてみます。既に作成方法が決まっている「物を作る」という作業のみで言えば、すべてを機械でやって機械のメンテナンス方法・動作方法をマニュアル化すれば属人化せずに誰が倒れてもすぐに新しい人が動けます。これがうまく動く属人化ですしシステムだと考えています。ただ、機械やシステムというのは既に発明された物を作り上げるには適していますけど、なにか新しいものを創りだすというのには不向きだと思います。なにかの機械が新しい機械とか道具を作り出せるわけが無いですし、それを創りだすっていうのが人間が唯一機械に勝てる部分だと思います。決まったルールの中では既に機械のほうが頭がいいというのは証明されていますし(*1)、複雑で色々新しいことをする場合に属人化というのは適しているんでしょうね。

0か1で割りきってしまえばすごい楽なのです。「属人化は悪だ!替えがきくようにしとかないと行けないじゃないか。」とか、「属人化いいじゃない。効果高そうじゃん。」とか、全面的に賛成したり反対すると楽なんだけど、でも多分正解は適材適所で、うまく自分のなかで使い分けることが必要で、自分が成長できそうなんだけど考えることが増えて困ります。

言われているとおり0か1かで割り切れる話じゃなくて適材適所なんですよねー。今は新しいことを始めている。言い換えれば機械を作り出す作業の方をやられていて、創りだす部分ではどうしても属人化せざる得ないと思います。そこを過ぎると自分の中である程度この問題にはこの答えってものが出てくるようになって、それをどこかに吐き出すことでシステム化がなされるんだと思いますよ。んで、そこが一番きつくて楽しい作業なんじゃないでしょうか。産みの苦しみというかなんというか。

まぁ、そんなことわかってるよーって声が聞こえてきそうですけど、自分の考えをまとめて吐き出す意味でも書いてみました。なにか新しいものを作るって難しいけど楽しい!!!

*1: 例えばチェスとか