自分の「あたりまえ」を他人はあまりやってくれない

僕は何かしらの契約をする時に、やりとりをメールでお願いしている。理由はエビデンスを残すためだ。言った言わないを言い出すのは非常に不毛だし、どういう予定だったのかを見返すにもメールのほうが便利だ。職業柄メール文化に慣れているのでちょっとした質問ならすぐに返ってくるだろうと思ってメールするのだけれど、返答がすぐに帰ってくる人間は非常に少ない。悪いときだと「あなたのお名前はなんといいますか?」ぐらいの質問をしても丸2日待たされることもある。営業という職業柄、電話でのやり取りに慣れているというのもあるのだろうが、それにしても常識的に考えて返答が遅すぎるのではないかと思ってしまう。

また別のケースだと、メールで連絡しても電話で返ってくる時がある。堀江さんではないが、電話してくるなよと思いながらも出て話をした後に、「今話した内容を忘れると嫌なのでメールで送っておいてください」と言うのだけれどこれが守られることがほぼ無い。向こうとしても、客と言った言わないで揉める要因を減らすという利点があるはずなのにやってくれない。1日ぐらいたってから、やんわりと指摘すると、さも今作っていましたと言わんばかりのメールが返答されてしばらくしてからメールが来る。絶対忘れていたか、やりたくないから有耶無耶にしようとしていただろうと内心は思うわけだけれどそんなことは言わない。

僕の中で、連絡が来たら連絡を返すというのは「あたりまえ」だし、返答は早ければ早いほど相手の心象は良くなるだろうから、もし僕が営業だったら連絡をすぐにかえすというのは必須でやらなければならないと考えるだろう。しかしこの「あたりまえ」と思っていることをやってくる営業はかなり少ない。というか今まで接した営業は誰ひとりとしていない。これは僕の「あたりまえ」のレベルが高いからなのか、それとも「あたりまえ」を出来る人間が世の中には少ないのか非常に難しい。

別に結論はないわけだけど、相手が書いてきたメールの意味がわからなかったので「こういう意味ですか?」と質問したメールの返答が1日たっても帰ってこないのでイライラしてこの文章を書いている。自分の「あたりまえ」を人に押し付けるのは良くないと思うが何か調べ物をするわけでもなく、自分が作る出した文章の意味を問うているのに返答にそれだけ時間がかかる意味がわからない。「はい」か「いいえ」だけでいいのにどこにそんな時間がかかるのだろう。もしかしたら放置プレイをされているのかもしれないが、相手はまだあっていないためきったないおっさんの可能性も否定できない。というかその可能性のほうが高いのだろう。僕は少なからず残っているであろう、いまやり取りしている相手が石原さとみという可能性を想像しながら放置プレイに耐えてみようと思う。