読了後に何を感じるのだろう – 豆の上で眠る

読んだ。映画に向いてそうな話だなと思った。

あらすじをざっくり書くと「姉を誘拐された妹が実家に帰省しながら誘拐されたことを思い出していく」話になると思う。湊かなえさんだけあって読み進めていけばいくほど続きが気になり引き込まれていく。最後にきっちりとオチがあるんだけれど、最終的に読者に投げかけてくる問いかけが非常に映画受けしそうなテーマで、映画化されることを前提として書いてたりするのかなと思ってしまった。

本の題名にも使われている「エンドウ豆の上に寝たお姫さま」というのは実在する童話のようだが僕は読んだことはない。豆の上に轢かれた布団の上で寝たときに、違和感を感じることができれば普段いいところで寝ているのでお姫様だとわかるというような話のようだが、この違和感がテーマの話を主題としてもってきているのも読み終わるとなるほどと思ってしまう。非常に面白いとまでは言い難いが、最終的に読者に問を投げかけるという終わり方が良くて家族関係に疲れた時に読むと良い一冊なのかもしれない。