周りを説得するより行動したほうが何かと捗る

何か素晴らしいアイデアをひらめいて、これは素晴らしいと他の人に布教してもやってくれなかったとしよう。このアイデアがいかに素晴らしいかが理解できていないのかと一生懸命説明したとして、それでも他の人はやってくれない。こんなに素晴らしいアイデアをやってくれないなんておかしい。どう説明すればいいんだろうとあなたは頭を悩ませるかも知れないし、なぜ理解してくれないんだと腹をたてるかもしれない。そういった時に一つだけ特効薬があるとしたらやってみることだと思う。考えるより行動したほうが早い。

例えば出社してすぐにラジオ体操をすると作業効率があがるという話があったとする。朝に運動をすることで頭が活性化して作業効率が10%上がると仮定する。それを知ったあなたは始業前にみんなでラジオ体操をすることを提案して、ラジオ体操にはこれだけよい効果があると一生懸命説明する。しかし、みんなの反応は芳しくない。この時に一番いいのはあなたが一人でラジオ体操をすることだ。ラジオ体操が素晴らしいのであれば自分ひとりでもやればいいし、それを見たりそれをやっているあなたのパフォーマンスが上がれば自ずとみんなラジオ体操をするようになるだろう。もしみんながやらないのであれば、自分にとっては素晴らしいのかもしれないがみんなにとっては素晴らしくないのだろう。あなたがラジオ体操をすることでパフォーマンスが上がったかもしれないが、みんなはラジオ体操をやったことによってパフォーマンスが下がると判断したのかもしれない。自分にとって素晴らしいからと言って他の人にそれを強要するというのは、他の人があなたがやっていることをやめさせるのと同じことだということを理解すべきだ。

自分が素晴らしいアイデアをひらめいた時はとりあえずやってみるのがいいと思う。もしそのアイデアが良ければ他の人に広がるし、広がらなかったとしても自分がそれをすることで何らかのパフォーマンスがあるのならやらないよりやったほうが良い。なにがしかの資金が必要なわけでもなく、行動するだけで出来るアイデアであればガンガンやればいいと思う。もしそこで業務中に無駄なことをするなと文句を言ってくるのであれば、その時に何故やっているのかを説明すれば良い。その説明で相手が納得せずに無理やりそれをやめさせようとするのであればそれは環境が悪いので環境を変えるたほうが早い。

ただしこれは他の人に迷惑をかけないというのが大前提としてある。ラジオ体操を大音量で流されたら他の人の作業に支障が出るだろう。その時はあなたは別の場所でそのアイデアを実行するべきだ。そこを曲げずにラジオ体操の音を理解できないあいつが悪いと開き直るのは筋違いだ。あなたにとっての素晴らしいアイデアというのは他の人は既に試した結果やっていないのかもしれないし、やる権利があるようにやらない権利もあることを理解したほうが良いのだろう。