村田沙耶香が不思議すぎて気になる

僕はラジオを聞くのが好きで色々なラジオを聞いているのだが、この間「朝井リョウと加藤千恵のオールナイトニッポン0」へ作家の村田沙耶香さんがゲストとして登場した。このラジオは加藤千恵さんの素晴らしいバランス感覚と朝井リョウさんというクレイジー枠の作家の掛け合いが面白い番組で、二人が作家であるためよくほかの作家さんのエピソードも登場する。羽田圭介さんや西かなこさんや中村航さんとかの話がよく出るのだがエピソードを聞いていると作家は変わった人が多いと感じていたわけだが、この度ゲストとして登場された村田沙耶香さんのぶっ飛び方がすごかった。

僕はこの放送を聞くまで村田沙耶香さんという作家を知らなかったのだがラジオでの話を聞いてこの人が書く本はどういうものなのか気になってしょうがなくなった。「寝るときは別人になる。村田沙耶香として寝ることはできない」とか「加藤さんの好きなところは私の優しさは計算なんだよねという言葉を発した時の顔」だとか「朝井さんの好きなところは明るい闇だ」とか会話の端々から感じられる闇の深さとそれを客観的に淡々と語る口調に興味湧いてしょうがない。

この人が書く本が気になってしょうがなく、別の本を呼んでいる最中にもかかわらず本屋へと走って買ってみた。

とりあえず売ってあったこの本を読んでみたのだが読み終わった時に何とも言えない気持ちになる。朝井リョウさんが「村田紗耶香さんの本は傑作とか話題作とかじゃなくて問題作として帯を書かれる」と言っていたがその理由がよくわかった。なにをどう考えて生きていたらこのような本をかけるようになるのか非常に気になる。

ラジオの中ではこの本が話題に上がったが中身が非常に気になる。「本の題目として性をとりあえげていることが多い」という話もしていたが読んだ感想としては性や死や恐怖など人間が潜在的に生物としてもたざるえない根源的な闇の部分を描く人なんだと思う。言い方は悪いがサイコパス的な僕では決して思いつかない疑問をもって、その答えも常人には理解できない斜め上の答えを出すのだろう。人には色々いることを再認識させてくれた村田紗耶香さんが紡ぎだす世界をもうちょっと読んでみようと思う。まだ1冊しか呼んでいないが他の本も猟奇的な中毒性がありそうで戻ってこれなくならないように気をつけたい。